かきしょくっ!!

このブログでは、筆者のいままで食べたオイシイお菓子やお店なんかを気まぐれに紹介していこうとしています。 夜中には見ない方がいいかも?

かきしょくっ!! 麺匠ようすけ 鶏煮亭編

当方神奈川育ち、近所のラーメンといえば家系!!濃厚!!ごってり!!みたいな環境で高校時代を過ごしていました。
しかしそれほど胃が丈夫なわけではない自分は、しばしば
「ラーメン食べたい!でもオイリーなのは無理!」というジレンマに陥ります。
今日もまたそんな葛藤をしながら通学路をのんびり歩いていると、ふと目の前に気になる看板が。
「麺匠ようすけ 鶏煮亭」
どうやらラーメン屋さんのようですが、鶏煮亭とは一体…?
しかし鶏というからにはヘルシーな感じのラーメンに違いない!という謎の確信を抱き、食券機と相対します。
「鶏白湯ラーメン」というのがここの主戦力ラーメンらしい。そこはかとないあっさりオーラを感じますが、(胃弱いくせに)濃いめの味が好きな自分は、通常の鶏白湯の隣にあった「濃厚鶏白湯」に指を伸ばします。
店の中へ入ってみると、多少狭めながらも派手過ぎず落ち着いた雰囲気。いつも行く家系ほど店員さんのテンションも高くはありません。
カウンターの張り紙によると、「鶏煮亭」という名前は、文字通り「鶏を煮る」というのと、「麺・スープ・具の三位(味)一体(=トリニティ)」をかけているそうです。
食券を渡し待つこと数分、濃厚鶏白湯の登場です。f:id:rinono4:20151203211946j:image
濃い!思ってたよりずっと!!
正直侮ってました。さすが濃厚。
スープをすくってみると、けっこうドロッとしてます。いかにも鶏が溶け出してますって感じ。お店の張り紙によると、鶏ガラと「モミジ」と呼ばれる足の部位を10時間煮込んで作っているらしいです。
一口飲んでみると、これが意外とくどくない!
凝縮された鶏の旨味はしっかり伝わってくるのに、口に残るようないやみな油っぽさが無い。
どっちかというと鍋の汁に近い感覚です。でも決して薄くはない!
麺は細めで、この濃厚スープとよく絡む!
噛み応えもひじょーにいい感じです。
そしてチャーシュー!!
このお店のチャーシューは鶏肉をその場で炙った(多分)ものなんですが、これが強烈にうまい。肉そのものの美味しさもさることながら、程よくついた焦げ目が香ばしい!しかもパサパサしていない!!
スープの鶏味とタッグを組んで、歯を、味蕾を、食道を爆走していきます。

と、トリニティ-…

きれいさっぱり完食。一滴のスープも残りません。
おいしいラーメンでスープを飲み干すことはよくあるのですが、飲みきっても胃もたれしなかったのは初めてです。

麺匠ようすけ 鶏煮亭、食欲と体調がかみ合わないときは是非。